果てた荒野で 渦巻く街で
守り抜いた星 だけ 握りしめている
酷く冷淡な表情で立つ人々
冷え切った海そこに自らで飛び込む
これは音楽に取り憑かれた奴の末路
言い方を変えれば唯一持てたパスポート
Beging beging...いやあと何回?
やれば良いかわからないがダメな方は選ばねーか
腐り切った国でアート
それが何になる?なんて悪魔が囁く
俺は自由か?渋滞した思考が音楽を止め後ろから小突いてくる
このドミノが揺れなくなった時俺は良くも悪くも普通の人間に近づく
孤独
それは俺にとって重要な居場所である
例えば深い森の中
呼吸がいつもより深く染みる
呼吸がいつもより深く身に染みる
果てた荒野で 渦巻く街で
守り抜いた星 だけ 握りしめている
お城の窓から 叫ぶ声が
空に滲んで ひかり
稲妻よ ぼくらのこえ
のせて 地の底まで響き渡れ
果てた荒野で 渦巻く街で
守り抜いた星 だけ 握りしめている
ただ死ぬまで生きるだけの人生が嫌で
気付きを重ねるこの小さな島で
道連れはいないし恨みもない
この身体の中の御霊は二つとない
いらないものが多すぎる日常
日曜が本当は週5は必要
人が集うビッグモール六畳のスタジオ
同居してる分身はいつだって窮地
断片的な記憶のパッチワーク
殺気立つブース内は何よりも価値がある
先に行った奴や遅れとった奴もいるが
これは俺にしか描けない抽象画
芸術は素晴らしいが芸術家は惨めな
思いをする事は決してめずらしくなく
だが迷った時は目を閉じて落ち着けばいい
進むべき道は自分が一番に知る
果てた荒野で 渦巻く街で
守り抜いた星 だけ 握りしめている
果てた荒野で 渦巻く街で
守り抜いた星 だけ 握りしめている
- 作詞
HAIIRO DE ROSSI, 曽我部瑚夏, 曽我部瑚夏
- 作曲
Eccy
HAIIRO DE ROSSI の“ARTIST (feat. 曽我部瑚夏)”を
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- 1
Mood (feat. CHIYORI)
HAIIRO DE ROSSI
- 2
Flower
HAIIRO DE ROSSI
- 3
My Fan (feat. crime6)
HAIIRO DE ROSSI
- 4
Think Twice
HAIIRO DE ROSSI
- 5
Young Gould
HAIIRO DE ROSSI
- 6
Coffee Time
HAIIRO DE ROSSI
- 7
二人の秘密 (feat. 泉まくら)
HAIIRO DE ROSSI
- 8
春を目指して (feat. 泉まくら)
HAIIRO DE ROSSI
- 9
Life
HAIIRO DE ROSSI
- ⚫︎
ARTIST (feat. 曽我部瑚夏)
HAIIRO DE ROSSI
- 11
forte pt.2
HAIIRO DE ROSSI
comment
人が生まれ歩んできたことと分かち難く、ラップと声にサウンドが、この国に住む私たちみながかけがえのないのだと感じさせてくれる、そのことで傑出する2020年のヒップホップ。例えば、”ARTIST”を聞いてみてください。
荏開津広 ( DJ/ライター)
以下レーベルからのInformation
稀代のリリシストHAIIRO DE ROSSI決定的とも言えるであろうセルフタイトルの7thアルバムリリース決定!
日本のNASや日本版illmaticがあり得るのならば、彼ほどCommonやMos Defが相応しいアーティストはそういないのではないだろうか。
若くしてデビューして以来JAZZを取り入れたスタイルを確立し、常に世代の真ん中ではなくあくまでもカウンター、そして何よりその独特な魅力から異質の存在として君臨し続けて来た彼の最新作はタイトルからアーティスト名でもある「HAIIRO DE ROSSI」というストレートかつ最も逃げ場の無い、いわばクラシックを誓約されたプロジェクトとなった。
そのバイブスに呼応した各地の世代を超えた敏腕プロデューサー達はまさに珠玉のbeatsを提供。
soul quariansやthe ummah世代は勿論、近年のジャズを使ったヒップホップ好きには突き刺さる事間違い無しの内容に。
(インスト収録の2枚組仕様のリリース形態というのはその自信の表れとも言える。)
客演は抜群のセンスでラッパーからの信頼も厚いCHIYORIをはじめ、横浜の看板STERUSSからcrime6、また相性が良すぎて異例の2曲参加となったと言う意外にも初顔合わせの泉まくら、数年前からオファーを構想していたというシンガーソングライター曽我部瑚夏ら、正にソウルフルでブルージーな魅力を持つ面々が参加。
HAIIRO DE ROSSI自らが決定したこのセルフタイトルアルバムは、正に今後彼の、そして日本のヒップホップの一つの代表作として語られるに相応しい内容である。
アーティスト情報
HAIIRO DE ROSSI
1986年神奈川県産まれ。 2008年にアルバム「True BIues」でデビュー。 数枚のシングル、EP、アナログの発売を経て2nd.アルバム「SAME SAME BUT DIFFERENT」の発売を機に独立。 インディペンデントレーベル「forte」を立ち上げる。 そのレーベル名を冠した3rd.アルバム「forte」がスマッシュヒット。 サイバーエージェント社長の藤田晋も自身の著書に歌詞を引用するなど、音楽業界に留まらず大きな影響を与えた。また、社会問題に切り込んだリリックや姿勢にも注目が集まり、Ele-Kingをはじめとしたメディアで特集が組まれるなど、リリックのみでなく行動込みでコンシャスMCとして語られるようになる(後に音楽ライターの二木信の著書「しくじるなよルーディー」に掲載)。その後一時の活動休止などを経たが、復帰後もコンスタントに作品を発表。特に7th.アルバムにして初のセルフタイトルアルバム「HAIIRO DE ROSSI」以降、盟友でもありプロデューサー兼DJのPigeondustや、数多くの腕利きのアーティストのサポートもあり、HAIIRO DE ROSSI自身のバックグラウンドであるJAZZ、そしてコンシャスラップと呼ばれるそのラップに磨きをかけ、Jazz HIp Hopと CONSCIOUS RAPの代表的な存在となっている。
HAIIRO DE ROSSIの他のリリース
曽我部瑚夏
forte