歌詞

大きな橋を渡る

浮かぶ三日月の上を歩く

流れ星も凍えるみたいだ

当たり前に消えていくみたいだ

似合わない子供部屋

履き潰した白いスニーカー

ふと見える八重歯

ああ、まだ笑えないな

ありがとう　さよなら

ありがとう　ごめんね

言葉じゃあなたを

抱き締められないから

私も知らない

どこか遠い場所で

誰より幸せでいて。

はぐれていく星屑

宇宙の果てへと運ばれていく

いつの間にか大人になって

足音すらも変わってく

浅い眠りの間は

わがままに振る舞えるから

引き剥がすように

ああ、また次の朝に向かうよ

ありがとう　さよなら

ありがとう　ごめんね

嘘でもいいから笑えばよかったのに

2階の明かりが灯るのを確かめて

何度も通った帰り道

ありがとう　さよなら

ありがとう　ごめんね

言葉じゃあなたを

抱き締められないから

私も知らないどこか遠い場所で

止まることなく駆け抜けて

季節が芽吹いて

涙も乾いて

夢から覚めたら

笑い合いたいだなんてさ

誰にも言えない秘密は隠し通すから

誰より幸せでいて。

どうか幸せでいて。