

覗いたが 運の尽き川面映るは 揺れる影
怖がることは ないものをただ 冷たいだけの水よ
手を貸そうか こちらへと転ばぬように 支えてやろか
昔はな 守る側であったその名残よ
ひょうっ……
息、浅うなりにけり
……案ずるな
苦しみは すぐ終わる
皿にみず満ちれば 終いよ
掴んだ足 離さずに
優しゅう 優しゅう 沈めぇだけ
抗うほど 絡みつく
それが 水の理よ
引き寄せよう 静かに
叫びも 泡になる
この先は こちら側こちら側
……ほら、安心せい
相撲とろうか 水中にて条件ただ一つ 戻れぬこと
冗談と思うか それもよいだが足は もう離れておらぬ
選択など あるものか流れ従うが どおりよ
沈みゃ皆 同じ顔それが 安寧ぞ
ぺこり……?ああ、律儀さな
……だが今回は 返さぬ
はじめから そのつもりぞ
皿の水は満ちている
逃げ場はないぞ
トッピン、パラリ落ちゆくお前よ
キュッ、キュッ、キュッ
最後まで 磨いてやろうぞ
皿に水満ちれば 終いよ
掴んだ足 離さんぞ
冷たく 冷たく 包むのみ
助け呼びても 届かぬぞ
水底来たれば 名も消える
引きずり込む 確に
水底へ 水底へ
神はもうおらぬ
これは 遊びぞ
……ひょうっ
……ひょうっ
- 作詞者
灯水
- 作曲者
灯水
- プロデューサー
灯水
- その他の楽器
灯水

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河童-水底の誘い
灯水
アーティスト情報
灯水
妖の音を記録する者。 揺れる感情や認識の歪みの中から生まれる存在を、和の音と声で描く。 それは過去のものではない。 今この瞬間にも形を変えながら現代に潜んでいる。 その中には、失われた記憶や過去の思い出を語るものも存在する。 ジャンルに縛られないサウンドで、その境界を音楽として可視化する。
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