Lyric

拍子抜けした部屋は

まるで未完成なパズルみたいに

大事な所だけくり抜かれたようで

居心地が悪い

午前5時知らぬ間に朝日は登って

僕の背中を撫でるように

優しく照らす

弱ってる時慰めてくれる君に

似ていて

暖かくて泣いてしまった

ただただ泣いたって

あの日々が戻ってくる事はなくて

してた約束だって破れもしないまま

昨日の僕がもう少し冷静で

居られたら

まだ隣に居てくれたかな

なんてさ

君の居ないサンセット

いつもよりも哀しい色してた

それはただの気持ちの問題

何してたって紛れない忘れない

午前5時始発の電車を逃して

全てがもうどうでも良くなった

矢先に

ポケットから鳴り響いた着信音に

僕は期待してしまった

ただただ悩んだって

あの生活を取り戻せる訳じゃないし

用がどうであろうと

もう知ったこっちゃない

今更何なのさって

言われるかなだけど

二人でもう一度頑張ってみないか

なんてね

言葉に詰まった2分半

呼吸をするのも忘れていた

喉に引っかかったままの

一か八かこれが最後それなのに

半端な心配をして

なかなか言い出せずにどうでもいい

相槌だけは一丁前に

自然と出てくる癖に

いつまでも

変われないままで

もう切るよそれじゃあね

君も元気でね

君の居ないサンセット

いつもよりも哀しい色してた

それはただの気持ちの問題

そんなこと分かっている

君のいないサンセット

いつもよりも哀しい色してた

それはただの気持ちの問題

何してたって紛れない

（昨日の事のように蘇る

当たり前だと思っていた

温もりも匂いも声も癖も

全部全部全部）

戻らない

でも消えない

忘れない