歌詞

流星が墜ちる街の向こう

警報鳴り響くテレビニュース

BPM 上がる抑え切れない

求知心のまま駆け出す

ネオンライトも霞んで見える

夜空切り裂き染め上げていく

逃げる人ごみと逆方向

隙間すり抜けて

ライトノベルの主人公みたい

退屈な日常にサヨナラ

今日が人生最後の日なら

やりたいようにやろう

くたびれた制服のネクタイやる気が出ず放り投げた

課題、テスト、受験勉強も大人になるのに必要なの？

ただ「普通」に生きてく

なんてつまらない人生だ

部屋に散らばる幼い夢は宇宙飛行士を描いていた

暗くなると光る壁紙ぼんやり眺めた

スマートフォンの通知で起きる突如知らされる非常事態

【今夜0時世界が滅ぶ】

子供部屋から飛び出した

流星が墜ちる街の向こう

警報鳴り響くテレビニュース

BPM上がる 抑え切れない

求知心のまま駆け出す

明かりの消えた道

夜空の星と月だけが僕を照らしてた

流星の描く虹色の尾はカメラの画質では撮りきれない

熱を帯びる風が吹き付ける時計は23時

メテオライトは歴史を変える

僕はそれをただ残すだけだ

震える手でビデオを回す

無駄かもしれない

きっと壊れる

それでもその瞬間を撮りたい

流星が墜ちる 空燃やして

轟音が響く堪えきれない

一瞬の事だ 目を開ければ部屋の壁が広がる