まどべカーディガン 秋の窓辺と猫とやさしいニットの朝のジャケット写真

歌詞

まどべカーディガン 秋の窓辺と猫とやさしいニットの朝

sleepytimelofichannel

カーディガンの袖を通して

朝の糸が肩に落ちる

ぬるい湯気が窓を曇らせ

指で丸をゆっくり描く

猫が膝にすっと収まり

胸の呼吸がそっと整う

毛糸の目がたどる小道

深く吸って目を細める

まどべカーディガンの温度のなかで

今日の言葉がほどけていく

やさしい影のリズムのままに

明日の入口を見つけ出す

ページの端にクリップの跡

木漏れ日が行をなぞる

猫のひげがきらり揺れて

笑みがひとつこぼれ落ちる

袖口を少しまくり上げて

指先まで光が届く

まどべカーディガンの温度のなかで

言葉はそっと澄んでいく

編み目の間に隠れたメロディ

心のページをあたためる

風のページがカーテンをめくり

遠くの電車が低く鳴る

カップの輪がテーブルに残り

午前の影が少し伸びる

ほどけた糸を結び直して

ひとつだけ小さなノートに書く

「今日はゆっくりでいい」

猫があくびで相づちを打つ

まどべカーディガンの温度のなかで

今日のページをとじていく

やわらかな光に手をひかれて

明日のページをひらいていく

同じ速度でならぶ心拍が

静かな終止にほどけていく

袖をたたんで窓を開ければ

毛糸の香りが風にとける

  • 作詞者

    sleepytimelofichannel

  • 作曲者

    sleepytimelofichannel

  • プロデューサー

    sleepytimelofichannel

  • その他の楽器

    sleepytimelofichannel

まどべカーディガン 秋の窓辺と猫とやさしいニットの朝のジャケット写真

sleepytimelofichannel の“まどべカーディガン 秋の窓辺と猫とやさしいニットの朝”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

  • ⚫︎

    まどべカーディガン 秋の窓辺と猫とやさしいニットの朝

    sleepytimelofichannel

窓辺のカーディガンの温度と猫のぬくもりに包まれる、穏やかな秋の朝を描いたLofiポップ。柔らかな鍵盤とナイロン弦が静かな安心をもたらします。

アーティスト情報

sleepytimelofichannel

"