cat in the crowdのジャケット写真

歌詞

下手くそなスタンドバイミー

shasta daizzy

あの頃はみんな悩んでいた

20歳くらいの青年だった

僕らは何も持ってなかった

だからアカペラを歌っていた

下手くそな歌を歌っていた

リズムやドレミファソラシド

それぞれがはずしまくっていた

それぞれ好きな音で歌った

それでもステージに上げてもらい

聴けたもんじゃねえリアルがあった

でもあれこそが芸術であるし

生々しいノイズが生きてた

下手くそなスタンドバイミー

下手くそなスタンドバイミー

下手くそなスタンドバイミー

下手くそなスタンドバイミー

落ちこぼれ達のステージ

受け止めてくれたステージ

とても優しいステージ

今は消えちまったステージ

下手くそなステンドバイミー

またあの優しいステージへ

下手くそなステンドバイミー

優しい落ちこぼれ達へ届けたい

あの頃立てたステージなら30間際綺麗に見えた

何もかもが変わっていくことが美しいだなんて思えないな

あの時よりも俺は大きくなれたか?むしろ小さくなった

みんなどこへ行ったか消えたな

私は今またここにいます

下手くそなスタンドバイミー

下手くそなスタンドバイミー

下手くそなスタンドバイミー

下手くそなスタンドバイミー

美しきドブネズミ

下手くそなスタンドバイミー

羽生えたドブネズミ

下手くそなスタンドバイミー

またあの優しいステージへ

下手くそなスタンドバイミー

優しい落ちこぼれ達へ届けたい

  • 作詞

    shasta daizzy

  • 作曲

    shasta daizzy

  • プロデューサー

    shasta daizzy

  • ラップ

    shasta daizzy

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cat in the crowd(群衆の中の猫)
私のような平凡でありふれた「何者でも無いその他大勢」でも日々書いている日記があります。
この普通の人々の群れから抜け出したいという気持ちを抱くことがよくありました。それでもこの群れから抜け出す勇気がありませんでした。代わりにその群れに身を寄せることで心地良くなっていき安心感を覚えてしまうようになりました。そんな日々の葛藤を今までの自分の日記を基に一本のアルバムにしました。
気まぐれに離れたくなったり、また寄り添いたくなったり、そんな猫のような自分も今、30歳です。
同世代の同じような猫たちに、何者でも無い私が書いた日記を聴いていただければ幸いです。

アーティスト情報

  • shasta daizzy

    ■プロフィール: 1994 年生まれ、埼玉出身。 高校3年になり同じクラスのラッパーn.bacchoのフリースタイル用のボイパ担当に任命される。 子供のころからハモネプに憧れていたため大学に進学するとすぐにアカペラサークルに入会届けを出すがなぜだか落ちる。2年生の春にリベンジするため再度入会届けを出しギリギリ入会に成功。 そこで「N味beans」という耳が腐るほど下手くそなアカペラバンドを結成しボーカルを担当。2017年に大学を卒業し大手企業に就職。社会人二年目のタイミングでフリースタイルラップをしている自分の姿を友達に撮られて半ギレするが、その動画で味のあるラップをしている自分の姿を冷静に見て衝撃が走る。すぐにアイフォンのガレージバンドを活用して曲を作り出す。26歳になるまでに書いた曲を集めた1st EP「quarter ending」をリリース。人生の4分の1のエンディングを終える。 そこから3年の月日が経過した30歳のタイミングで1st album「cat in the crowd」をリリース。なんのとりえもなく平凡で面白みのない全ての一般庶民をレペゼンし、その全てを武器にすべく日々rapしている。

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