cat in the crowdのジャケット写真

歌詞

mother & father

shasta daizzy

Dear mother & father何て言えなくて

また会えない日々が積もるだけ

でも父さん、母さん、なんて言ってみたくて

この曲が2人まで届け

生まれた時は未熟児で二千数グラム

毎朝四時には起きて働く

2人おはようはないけどある愛

育つ今俺7万グラム

母はコールセンターでパート

父はトラックドライバーで爆走

兄からラインで家族写真

2人は着てる俺のおさがり

故郷にも家にも帰らんけど

元気でいるよ、友もできたよ

街もなれたよ、ご飯も食べてるよ

寂しくなんかはないよ

埼玉の背の低い夜景思い出すよ

三菱デリカにride onして家族でよく行った

すたみな太朗でまた集まろう

Dear mother & father何て言えなくて

また会えない日々が積もるだけ

でも父さん、母さん、なんて言ってみたくて

この曲が2人まで届け

Dear mother

少しは楽してね

Dear father

病気に負けないでね

With love

母はしまむらやダイソーばかり

おっきな制服買ってくれたり

いつもソフトクリーム買ってくれた

一口だけは譲ってあげた

いつも髪切ってくれたし

東武動物公園よく行ったな

俺の安い靴を日々磨いてくれてた

世界一強い俺のmother

父の10tnトラックが家の横に来た時は

家が壊れそうなほど揺れた

憧れだった

くそうるせえイビキが子守唄

日曜はいつも一緒にテニス

ターミネーター2を何度も借りる

いつも臭え息、足嗅がされ俺キレた

世界一ピュアな俺のfather

Dear mother & father何て言えなくて

また会えない日々が積もるだけ

でも父さん、母さん、なんて言ってみたくて

この曲が2人まで届け

  • 作詞

    shasta daizzy

  • 作曲

    shasta daizzy

  • プロデューサー

    shasta daizzy

  • ラップ

    shasta daizzy

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cat in the crowd(群衆の中の猫)
私のような平凡でありふれた「何者でも無いその他大勢」でも日々書いている日記があります。
この普通の人々の群れから抜け出したいという気持ちを抱くことがよくありました。それでもこの群れから抜け出す勇気がありませんでした。代わりにその群れに身を寄せることで心地良くなっていき安心感を覚えてしまうようになりました。そんな日々の葛藤を今までの自分の日記を基に一本のアルバムにしました。
気まぐれに離れたくなったり、また寄り添いたくなったり、そんな猫のような自分も今、30歳です。
同世代の同じような猫たちに、何者でも無い私が書いた日記を聴いていただければ幸いです。

アーティスト情報

  • shasta daizzy

    ■プロフィール: 1994 年生まれ、埼玉出身。 高校3年になり同じクラスのラッパーn.bacchoのフリースタイル用のボイパ担当に任命される。 子供のころからハモネプに憧れていたため大学に進学するとすぐにアカペラサークルに入会届けを出すがなぜだか落ちる。2年生の春にリベンジするため再度入会届けを出しギリギリ入会に成功。 そこで「N味beans」という耳が腐るほど下手くそなアカペラバンドを結成しボーカルを担当。2017年に大学を卒業し大手企業に就職。社会人二年目のタイミングでフリースタイルラップをしている自分の姿を友達に撮られて半ギレするが、その動画で味のあるラップをしている自分の姿を冷静に見て衝撃が走る。すぐにアイフォンのガレージバンドを活用して曲を作り出す。26歳になるまでに書いた曲を集めた1st EP「quarter ending」をリリース。人生の4分の1のエンディングを終える。 そこから3年の月日が経過した30歳のタイミングで1st album「cat in the crowd」をリリース。なんのとりえもなく平凡で面白みのない全ての一般庶民をレペゼンし、その全てを武器にすべく日々rapしている。

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