街灯が照らす静けさに
優雅にもたれてるアイツが
僕を行きたい場所へ
連れてってくれるような
そんな気がしてるんだ
微かに言葉の片隅へ
隠した本音と見透かされた嘘は
いつからか枷になり
今を呑んでくんだろう
僕等は失ったことも忘れてしまう
傷つくことを避けるような
器用さ ここでは
「大人」と呼んでるみたいだ
譲れないものを抱えていこう
紡ぎ出す声の波に乗って
僕らはいつまでも
それを知りたくて見ていて
未だ羽ばたけないでいた
何も知らずに生きてきた
僕がいることに気づいたんだ
それを知りたい僕は言う
「ここに意味はないんだ」って
それでも少し旅をしよう
朝が迎えにくるまで
このままで
遠くで僕を見つめる夕波
瞬きをする信号機
誰も知らない歌を教えてくれた君
いつかの僕に囚われぬように
だけど日々から溢れないようにただ
しがみついたシガラミの中で踠いて
そこに這いつくばっていた
僕は飛べないままだった
それでも前を睨む目が
あることに気づいたんだ
埃まみれのこの顔で
泥で汚れた両足で
不恰好に歩いていこう
夜明け前の暗闇を
このまま
いつか終わりが来ることは
僕らみんなわかっていて
戻れない日々を思って
少し悔やんでみたりして
僕は今を生きていて
明日も僕を生きていく
生まれた街の片隅で
強い風に吹かれても
それを知りたくて見ていて
未だ羽ばたけないでいた
何も知らずに生きてきた
僕がいることに気づいたんだ
明日を知りたい僕は言う
「ここに意味はないんだ」って
眠れぬ夜に旅をしよう
朝を迎えに行くため
ここから
- Lyricist
Yu Yasuki
- Composer
Kankichi Kitaori
Listen to Moon on the morning glow by Kafka Report
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Moon on the morning glow
Kafka Report