歌詞

名前を呼ぶと君は振り返り僕を見て 大好きよと笑って答えた

今年の冬は暖冬になる ニュースは言った

君が取りに行ってくれたダウンはクリーニングのタグがついたまま

あの駅前の躑躅にだって無理にイルミネーション

そこからも見えてるかな 空がとても澄んでいるから

冷え性の君が僕のポケットに手を入れて

歩きづらいって笑って手を追い出したり

寂しくなってかじかんだ手を引き寄せ

そんな些細なものが幸せと知ったTHE LAST WINTER

砂時計は止まったまま夜空で輝いている 眩しくて目を閉じたんだよ

名前を呼んでみてもその声は舞い上がり 静かに雲に吸い込まれた

同じ形で2色選んだあのセーター

僕が恥ずかしいからやめようと言ったのはそれはもう買ったあと

僕のは左 君のは右の腕辺りだけ

よく見てみると同じくらい毛玉が出来ていた

部屋が暖まるまでなんて抱き合って

もう大丈夫なんてふざけて離れたね

笑って僕を見ている君と僕の前で

うつむいては空を仰いでを何回も繰り返して

砂時計は止まったまま夜空で輝いている 眩しすぎて目を閉じてみても

名前を呼んだ声はフワリと舞い上がり 静かに雨を降らせはじめた

いつでも会える場所で光っていてくれるのなら

この涙もいつか雪となり砂時計の中溜まるのかな