Lyric

人前で泣いたりしてごめんね 抑えきれなくて止められなくて

引き止めても駆け引きでもなく 仕事も理解してついてきたよ

喧嘩するほど近くにいたから 別れようって会話も慣れちゃって

ものわかりの悪い顔をするだけ 未来から私が透明になっていく

いつもスーパーの袋を2人で 交換しながら帰ったね

あの切れかけの街灯が決まって鍵を探す時

思い出しかない時間が 思い出すつもりでもないのに

瞼の裏側でずっと剥がれてくれないじゃない

簡単に立て直る年齢じゃないよ ひどいよ

譲らなかったのが今になって あれじゃ遠ざかるのもわかるよ

写真や動画はいつかの晴れの日 家族や友達が集まって見てもらう

私はドレスで隣にあなたが 笑っているそんな想像ばかりしてさ

あの出会った3月の風も 初めて2人でのデートも

池袋東武階段で最初にされたキスのドキドキも

あの秋の旅行の夜空も 教えてくれたスノーボードも

瞼の裏側でずっと剥がれてくれないじゃない

簡単に消せるくらいの量じゃないよ ひどいよ

履かせてくれたガラスの靴は 大事なのはサイズなんかじゃなかったこと

いつもスーパーの袋を2人で 交換しながら帰ったね

あの切れかけの街灯ももう切れてしまったよ

出会った3月の風も 初めて2人でのデートも

一緒に体調を崩して寝ながらの去年の年越しも

この夏神宮の花火で そういえばハートが逆さまで

なんだか怖くなって私 あなたの顔を見ないようにした

思い出しかない時間が 思い出すつもりでもないのに

瞼の裏側でずっと剥がれてくれないじゃない

暗がりで手探りで鍵を探す

最後の言葉が幸せになれよ なんて ひどいよ