

福智山を背中にして 見える川が遠賀川
仲間といつもその川で 釣りばっかりしてた
ミミズを釣り針につけて 安もんの竿を弾く
真冬の寒さにシビれて ライターに手が伸びた
持ってきた新聞紙に 無意識に火をつけたら
たちまち唐草にうつり 元気良く燃えだした
みるみるうちに火の海に 容赦なく燃える
身体ごと川に飛び込んで 人間消火器まるでダメだ
遠くでサイレンの音が こっちへ近づいてくる
日の出橋から野次馬が 指さして笑ってる
土手沿いにズラリと並ぶ パトカーと消防車
ヤバイ取りあえず向こう岸に 泳いで逃げた
寒さも忘れて必死に 犬かきと平泳ぎで
渡りきったトコに腕を くんだオマワリがいた
びしょびしょのまま捕まって いざ警察署へ
窓から見える焼け焦げた 河川敷の土手まだ燃えてる
頭から煙をたてた 作業着姿の親父が
俺を見るなり警察署で 殴りかかってきた
オマワリが止めに入るけど そんなの関係無い
傷害事件だと親父を オマワリに訴えた
自宅に戻り母ちゃんは やっぱり俺の味方で
『父ちゃんも子供のころ 家を全焼させたよ』
ほら見ろやっぱり親子だろ やることは一緒さ
けど俺が家なんて焼いたら 確実に親父に殺されるな!!
朝起きたらニヤけている 親父が新聞広げ
お前の事件がこんなに デカデカ載ってるぞ
学校に行けば行ったで その話で持ちきりで
全校集会が開かれ 名指しで叱られた
みんなの前に立たされて晒し者にされてから
反省文を読まされて 頭下げて謝罪した
すみませんもうライターは 持ち歩きません
みんなに迷惑かけて 反省してます形だけは
それからひとときの間 変態扱いされた
話が膨らんでいって デタラメな噂が
ミミズを焼いて喰ってた 奇人変人だと
おなか減ってもミミズなんて 喰うわきゃねぇだろう
俺はフナか? 火事の話
- 作詞者
山口吉隆
- 作曲者
山口吉隆

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アーティスト情報
軍鶏SHA・MO・
山口YOSH吉隆 福岡県直方市出身 1974.6.5 2001年に小室哲哉プロデュース566のメンバーとしてメジャーデビュー その後2005年にパフォーマンスバンド軍鶏SHA・MO・結成
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