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歌詞

おまえをゆるさない

été

愛想尽かしていなす時代は

不幸自慢の

ドレスコード Idol

均す感性 清濁 美学

血の褪せるリミット

思い出して 怒りは遠く、

揺るがない

描いて持て余す絵画

途切れぬディレイだ

ぬるいスタンスで

曇らせないでよ熱情

せぐる 日々

虫唾 衒う void

あわいの

不在を以て知る abyss

浮かばれないで

Strand みたいな、

淀む知に自ら篭って

さかしまだ

靠る怠惰

ガイダンス 棄てられないんでしょ

鈍重 晒し合って

同じ恐怖に浮き足立って

思いつく限り最低

な未来に乗り込む次第さ

おまえをゆるさない 一生

理解など要らない ずっと

爆ぜる闇に身を灼いて

頑強な孤独を噛む 始終

おまえをゆるさない

損得とコスト

織りなすpovertyに

無表情の ghost I go Houdini

遠ざける支配も

無駄な気配だが

黙ってらんないぜ Face off

情報病 染まって毎夜

Distracted 断罪の列島

関心 zone 閉ざして heiter

誓っておまえをゆるさない

Hung up 茹った頭抱えて

その場凌ぎ mantra唱えて

Viscous city 退路などない

生殺与奪

クオンタイズ はいしどう

暗々裏 撤退 主体性

外部委託 つまらないプライドで

おまえ次第の未来を

奪わせないでよ baby

ずるい言葉をつかって

思い通りに意味を縛って

正解など欺瞞ね

間違いも解もない answer

おまえをゆるさない 一生

救いなど知らない ずっと

祈る度に膝を付いて

どこへだって辿り着けない誤謬

おまえをゆるさない

紐解く idiom

彷徨う liminal

溢れ出す cynical

癒えない flashback

未だ unsteady

Don’t talk to me

Telescreen 越しの nightmare

のような映像

恒久的な Discommunication

癒えない flashback

未だ unsteady

愛転がして自爆みたいな、

迂闊弔って眺む時代は

倣う bias

薄まる自我

今更の不安で互い違いだ

ぬるいスタンス はぐらかすように

手当たり次第がドレスコード Idol

奪い合って瓦解の life

そこにないものを描く drawing

なあ おまえ次第だ

Right now わかってるんでしょ

盲従ばかり散見

一様に手を鳴らす方へ

模倣 気付けない S.A.C

ねえ 意味なんて遺せない after

銃口されど眼前

皆 狂気に生きる此岸で

呪い full barrel 燦然

消えない 色褪せない anger

おまえをゆるさない 一生

未来は変わらない ずっと

爆ぜる闇に身を灼いて

頑強な孤独を噛む for real

おまえをゆるさない

  • 作詞

    オキタユウキ

  • 作曲

    オキタユウキ

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été 2nd EP "NRN."

アーティスト情報

  • été

    東京在住、オキタユウキ、ヤマダナオト、小室響による3ピース、été。自分は何者なんだろう。彼らもまた、そんな普遍の問いを音にするバンドだ。自分の影を探すように街をさまよい、その足音はビートになって、研ぎ澄まされていく五感とあふれ出る感情が絡まって詩となり、歌となって発せられる。音楽で救われるとは思っていない。けれど、自分自身の“ほんとう”や、まだ知らない自分を映す鏡になってくれることは、信じている。だからこそ、ひとつの形にとらわれないオルタナティヴなサウンドで、その旋律は歪にして美しく、またメロディとポエトリーリーディングを気ままに行き来しながら紡がれる。聴く者の耳に鋭く飛び込むオキタユウキの中性的なヴォーカルもあり、3人の音楽はとても痛切で、エゴイスティックにも響くけれど、気づけばその不規則な呼吸に共振していることに気づくだろう。ここにはきっと、今をさまようあなたやわたしの姿も映っている。

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