Lyric

グラスに溶けてくカシス　融ける氷　弾けるサイダー

喉を触る貴方の手　その仕草　追いかけて

慣れないヒール響かせ　スカートも揺れ動く

余所行きのリップを引いて

微笑む準備はもうできたわ

なんてったって今日の私はprincess

一口で甘い魔法かかるの

舞踏会のその先へ

ベルベットとジュエリー色の世界　教えてよ

12時の鐘の音告げる

時計の針　気にしないふりで

微熱を纏う気怠さ　軋む身体　広すぎるベッド

朝を告げる窓の隙間の光　苦いコーヒー　沁みていく

いつもと違うシャンプー　昨日と同じ服

忙しなく回る街も　色づいて鮮やかに見えるわ

なんてったって今日の私もprincess

白いシーツ　ドレスにして踊るの

舞踏会のその先へ

はちみつとブランデー　溶かしてかき混ぜて

12時の鐘の音告げる

鮮やかにネオンは揺れて

歌うように　囀るように

浮かぶ涙　真珠のアクセサリー

焦らすように　惑わすように　そう

ほろ苦いたった一口だけの魔法　飲み干して

世界は変わる

なんてったって今日の私はprincess

一口で甘い魔法かかるの

舞踏会のその先へ

銀の糸を結んで繋いで　もう離さないで

12時の鐘の音告げる

いつまでも夜と踊るわ