その星が灯る その星が灯る
誰もいなくなった家に
時々明りを灯して
風を通して 雑草を取って
思い出を綺麗にしてあげる
ここが嫌で離れた
ここが敵だと思った
そこでただ一人 50才過ぎた俺が
思い出を今更呼び戻してる
同じ歳だった頃
あの人は19才の俺とせめぎあって
同じ歳だった頃
あの人はそっと背中を押した
その星が灯る その星が灯る
朽ちかけたあの古い言葉を
信じる者だけに灯る
その星が灯る その星が灯る
消えていったその数だけ
僕は今を生きる
誰もいなくなった家は
埃をただ被っている
頬を叩かれ 泣いて叫んだ
あの日の記憶を吹き溜めて
ここが僕の故郷か
ここが僕の帰る場所か
ただ遠ざけて 走り続けた
振り返る事さえしなかった
同じ歳だった頃
あの人は出ていく俺を見つめてた
同じ歳だった頃
あの人は「いつでも帰って!」と
泣いた
その星が灯る その星が灯る
ひと時も忘れる事など
出来ない者だけに灯る
その星が灯る その星が灯る
繋がったその数だけ
僕は今を生きる
その星が灯る その星が灯る
朽ちかけたあの古い言葉を
信じる者だけに灯る
その星が灯る その星が灯る
消えていったその数だけ
僕は今を生きる
僕は今を生きる
- 作詞
井上ともやす
- 作曲
井上ともやす
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その星が灯る
井上ともやす
アーティスト情報
井上ともやす
1967年千葉県生まれ。 15才の時吉田拓郎に影響を受け、ギターを弾き歌い始める。 その後ブルーグラスや沖縄音楽に傾倒し、それらをMIXした音楽活動を展開。 ソングライターとしても石野真子や沖縄アーティストに楽曲提供している。 フォーク、ロックを基調にブルーグラスや沖縄音楽を融合させたメッセージ色強い独自の音楽を展開している。 吉田拓郎のトリビュートライブも人気で、全国を歌い回っている。 ソングライターとしても石野真子や沖縄アーティストに楽曲を提供。
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