歌詞

とめどなく溢れたあの痛みだけは

緩んだ心で覚えている

教室の角で眺めていた

あの夏の匂いがする

教科書に書いた落書きとは

大人になる為の近道（スパイス）さ

涼しげなアイス眺めていた

また夏の匂いがする

君が泣いている

また思い出している

言葉なんてもう届かないとこで

僕は待っている

夏を待っている

懐かしがっている

窓が開いている

君の匂いがする

あの夏の匂いを待っていた

この夏の匂いが合っていた

君を迎えに行くよ

これからもきっと

懐に逢いに来るよ

潮風が笑ってる

白鳥のメリーゴーランド

空に舞っている

あの夏の匂いがする

蝉が鳴いている

誰かは願っている

救いようのないこの世界でまだ

何故、踠いている

故に腐っている

夏空に澄んでいる

忘れようのないあの匂いだけが

まだ残っている

あの夏の匂いを待っていた

この夏の匂いを好いていた

僕はここにいるよ

これからもずっと

君を待っているよ

あの夏の匂いを待っていた

この夏の匂いが似合っていた

君を迎えに行くよ

何度だってきっと

懐に逢いに来るよ

僕らは目指している

あの夏の向こうへと

指折り数えている

また君の匂いがする