pirarucu (feat. 巡音ルカ)のジャケット写真

歌詞

pirarucu (feat. 巡音ルカ)

何も言い返せないくせに 明日には忘れてるくせに

一丁前に不満気に溢した 他人事は取り消せないわ

ふとこっち見て綺麗とか ふと焦ったり 涙したり

果ては欠伸飽いていたり 忙しない素振りの人生を

眺めている 笑っている

いつまでも いつまでも

「美しい」とただそれだけ 特別でもなんでもなかったわ

いつかは萎れて消える

それだけで居られたら どれ程素敵だった事でしょう

巫山戯た夢はお仕舞い

何を言うでもなく生きて 明日には死ぬような生命

一丁前に満足気に溢した 世界が如何とか笑えたわ

ふと下向いて苦し紛れに ふと怒っても 涙枯れて

果ては手首絵を描いたり 忙しない素振りの人生を

眺めている 笑っている

いつまでも いつまでも

「愛して」とぼやきながら 抱きしめては壊してしまう程

不出来なあの子が愛し

背鰭に 尾に 映した 狭苦しいこの世界を裏返して

きらめく泡が 綺麗で

「美しい」じゃ足りないわ 特別ではない君にこそ似合う

相応しい言葉欲しいわ

硝子越しに呼んでみて 気儘に泳ぐ君を眺めていたい

どうせ何も聞こえない

「忘れて」で終われたなら 綺麗な気がしなくもないよね

使い回しのお話みたい

粗末な気遣いより解を 狭苦しい幸福より見果てない

不自由をただ 泳ぐわ

  • 作詞者

  • 作曲者

  • プロデューサー

  • ミキシングエンジニア

  • マスタリングエンジニア

  • ベースギター

  • キーボード

  • ボーカル

    巡音ルカ

  • バックグラウンドボーカル

    巡音ルカ

  • ソングライター

pirarucu (feat. 巡音ルカ)のジャケット写真

詞 の“pirarucu (feat. 巡音ルカ)”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

  • ⚫︎

    pirarucu (feat. 巡音ルカ)

アーティスト情報

  • 詞 (Tsukasa) は、shiosai のメンバーとしての表現を経て、 2025年よりソロ名義での創作を開始したアーティスト。 バンドとは異なる方向を目指すというよりも、 他人の輪郭を遠ざけた場所でしか生まれない思考や感情を、 そのまま音と言葉にしていく。 制作は、意志的な構築というよりも、 内側からこぼれ落ちるものを掬い取るような行為に近い。 そこに希望や救いはなく、 現実と自己のあいだに揺らぐわずかな気配を、ただ記録するように表現する。 shiosai が “共鳴” と “余白” の中で立ち上がる音楽だとすれば、 詞 (Tsukasa) の作品は “孤独” と “沈黙” の中でしか生まれない。 誰にも触れられない時間の中で、思考が音へと変わる瞬間を形にしていく。

    アーティストページへ

  • 巡音ルカ

    アーティストページへ

"