春雷のジャケット写真

歌詞

春雷

未羽

始まりの今日に

地に足を着ける

肩で息を吸って

冷えた空気を食む

寂しいなんて想いには

蓋をしたのだけれど

じゃあ、眼から溢れる

これは何だろう?

目が覚めるまで味方だった今日が

鋭く僕を睨む

嗚呼、雷鳴、聞こえるかい?

さぁ塞いだ耳を開いて

解けた靴紐、唸る頭上に

どうか臆せず進めよ

もうきっと何者も

キミの歩みを止めることは無い

恐れた夜も、報われぬ朝も全て、

胸を張れ、空高く、

春雷

歯がゆい今日を

乗り越える術を

僕は持っていない

身体に棲み憑いている

ネガティブな僕に

くだらない昔話とか

笑けてくるけど

大丈夫、お前なら出来ると、

キミは僕に言った

根拠も自信も無いのに

酷く優しく思えて

嗚呼、雷鳴、聞こえるかい?

さぁ塞いだ耳を開いて

遠のいた声 逃すまいと掴み

どうか臆せず進めよ

もうきっとキミだけが

キミの歩みを止めることだろう

眠れぬ夜よ、明けない朝よ

せめて置いてかないで

嗚呼、春雷、いつかの日

隠したこの手のひらの傷も

恥なんかじゃなく

醜くもなく

勲章に変わるから

嗚呼、雷鳴、

聞こえるかい?

さぁ塞いだ耳を開いて

解けた靴紐、唸る頭上に

どうか臆せず進めよ

もうきっと目の前の

空が晴れていなくたって

めぐる遠雷もかき消す程に

キミよ、胸を張れ、空青く、

春雷

  • 作詞者

    未羽

  • 作曲者

    未羽

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    春雷

    未羽

アーティスト情報

  • 未羽

    関西を中心に活動¦2001年生まれ。 高校3年生の冬から本格的にギターと作詞作曲を始め、 2021年2月から音楽活動を始める。 ───────────────────── “儚さと力強さ”を同時に抱くシンガー・ソングライター。 その歌声は、透き通り遠くまで届くような通りの良さと、心に鋭く突き刺さる強さを持っている。 けれどその強さは、決して攻撃的ではなく、どこか切なくて、人の痛みや弱さに寄り添うようなやさしい力。 彼女の表現には、**感情と表情がリンクした“生きた音”**が宿り、聴く者にまるで自分が物語の主人公になったかのような没入感を与える。

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