太陽が沈み
夜は訪れる
僕らはその暗やみを
避けられるはずもない
けれど誰もが
きっと信じられる
僕らにしか灯せない
灯があることを
僕らしか照らせない場所が
あることを
光になる
夜を斬る光に
僕らは明日を捨てはしない
古ぼけた理想に積もった
埃を払って
風になる
世界をかける風に
僕らは何をも持てはしない
あの空の向こうに
時機が来て昇る
そのときまで
まだ終われはしない
懸命も虚しく
僕に愛想が尽きる
未だこの失望を
あしらえるはずもない
けれど僕はまだ
それでも言い聞かす
僕らしかなし得ない
何かが待つことを
僕らしか救えない
誰かが待つことを
光になる
夜を斬る光に
僕らは意義を捨てはしない
己を選んで生まれた訳を
問い直して
風になる
世界をかける風に
何も君を飼い馴らしちゃいない
人情味顏の奴隷根性に
ノーをつきつけろ
まだ
でも
いつか終わる
いや、今にでも終わりうる
この生は何かを残せるかい?
畢竟
磨いてくんだそして
露わにすんだいつも
僕らの魂を
光になる
夜を斬る光に
僕らは明日を捨てはしない
綺麗事をこそ
今一度 見つけ出して
風になる
世界をかける風に
何も君を飼い馴らせない
この地にやってきた意義を
残し果たし続けて
まだ
終わるつもりもない
- Lyricist
JUN KAGAWA
- Composer
JUN KAGAWA
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hikarininaru
JunKagawa
ずっと幸福なんて有り得ない。
生きている限り必ず何度でも
ある幸福「が」終わり、
きつい時期「は」訪れる。
太陽「が」沈み、
夜「は」訪れる。
でもそんな夜こそ
夜は訪れるものと受け止めて
希望という光にすがるのではなく
進んで人の光になろうとすれば
だんだんと人生は好転していく
そんな疑う余地しかない
綺麗事のようだけれど広まれば
多くの人の光になりそうな理想論について
夜を受け止めて必ず来たる朝をはやめられるように
つくりました。
Artist Profile
JunKagawa
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