

魚に似た汗で赤錆びた体は
深く深く落ちて臭い出した重いはらわたを愛しまして
色の抜けた私の怒りと絶望は細く細く音になり
星へ逃げる前に夜は明けたんです
確かな声の明るさが瞼と胸を刺しました
私を睨むこの土はまだまだ深い黒でした
ひたすら夜を這う日々は私の息で満ちていて
何かを言おうとする口を風がはらった
神様がいたなら私を見てますか
本当の信仰をまだ信じますか
透明なあなたをずっと愛せなかった
この声が聞こえませんように
そりゃもう考えたんです言葉が煮えるまでずっと
どうしても繰り返し返しふりだしに戻るんです
諦めの悪い頭は今も音を鳴らしていて
どうにもならない体はまだ薄い血を流していて
いつまでも矛盾だらけの私に失望しまして
全てが未解決のままイヤホンをとった
いつになれば私明日を知れますか
いつか世界と仲直りできますか
どうにか繋がった大好きな音だけは私を見捨てませんように
頭は死んでいて腐っていて倫理と神はハリボテで
それでも音は好きでしたそれが何より救いでした
続いてくれますか
いつまでも私にしがみつけますか
あなたのためならば私は生きるから
この音が鳴りやまないように
- 作詞者
照間カシ
- 作曲者
照間カシ
- プロデューサー
照間カシ
- シンセサイザー
照間カシ
- バックグラウンドボーカル
照間カシ
- プログラミング
照間カシ

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音にいたる病 (feat. 初音ミク)
照間カシ
アーティスト情報
照間カシ
初音ミク