Lyric

ガソリンを撒かれ

火を焼べられた男がいた

猛獣は死に急ぎ弱肉強食に朽ちた

執拗な恋は少女の体温を奪った

一人の老人が

居場所を求め快楽で溺れた

空白の残された　俺に小説は

あと何発の言語を発せられるか

ロストコントロール魂は

パーソナリティークラッシュ限界だ

この肉体では感じた

ようやく見つかった

この居場所があなた

バビッとしろ、立ち上がれ

見失って背中を丸めた正義

一匹の狂犬

残り3秒8、9、10　立ち上がれ

残り3秒8、9、10　カウント！

（視界の流れ時間は滞り残像）

Piss Shit! 思いの丈を引っ掛けろ

Rest Heaven for Hoes

居場所　あなたがここの

コンクリートジャングルトーキョー

砕石される爆轟

都市へ移す山の温度

一室のマンション

迎えてしまった孤独死を

土となり芽が伸びる

蠢いた　虫たちと

夢に出てきた貯水槽

群青色のブラッシュストローク

鳴り続け　ハートビート

We need shit ma loud

部屋住みと部屋の隅

体重と同じ重量のコカイン

ゴンザレス=トレス

一方の針が止まる

時として変化は残酷

投げていたみんなと揃って石を

青い鳥はカゴの中

世界を知らない窓の外

Rest Heaven for Hoes

居場所　あなたがここの

唯一向き合う方法を取るために

鉛筆を研いだ

時間のかかる作業

歌詞の輪郭を

針のように尖らせてなぞる

それは言葉を

形態として見たかったから

羅列されたアウトライン

反射する鉛

裏側から光　作品自体が

空間を織りなす

あの遺影の額縁が

かっこよくないから

彫刻刀を磨き直した

角材を斜めに合わせ

手と手を合わせるように

90度にくっつけた

直角に聳え立つ墓石

ただでさえ石を

四角くするのには時間がかかる

一日何人もの人間がいなくなる

もし自分が死んだとしても

墓石は業者に発注するだろう

Rest Heaven for Hoes

居場所　あなたがここの

この世界では未だ暴力が正当な

コミュニケーションとして

存在している

Drums. Yoshio Kuge

Piano. Tsukasa Shirase

Prod. Miru Shinoda

Recording. Tsubame Studio