舞文曲筆のジャケット写真

歌詞

愛憎 (feat. 重音テト)

karny

堕ちた黒い影夢染めて

そして今に飽き果てて

似つかぬ姉妹ただ増えて

同じだけのお茶会

届かなかった存在理由

五度、無言の終わり

いずれ訪れなくなってった

過去を愛し憎んだ

嗚呼 まかれた薇が宝石の心臓を揺らし

天使様のように麗しく咲いてる

Hassliebe

ガラクタ壊し

奪い取って 奪い取って

辿り着くのは

アリスへ至るためのゲームだもの

涸れぬ様に

吸い尽くして 吸い尽くして

煩わしいわ

逆さ十字の黒 祈るのなら

歪むからたちの花

壊れた虚

みつけたから

拐かされた花巡って

蠢く白薔薇

無限に続く扉まだ追いかけてる

Hassliebe

ガラクタ故に

奪い去って 奪い去って

満たされぬのよ

壊れた愛を知らぬ少女なら

枯れてしまうわ

間に合うなら 間に合うなら

翅を乾かし

あの子だけの天使願うのなら

Hassliebe

ガラクタ同士

壊れるまで 壊れるまで

誓い交わして

死が二人を分かつときまで

不在の聖堂

埋め尽くして 埋め尽くして

死が分かつとも

契約の指輪にくちづけたら

誓ったのなら

愛を

  • 作詞者

    karny

  • 作曲者

    karny

  • プロデューサー

    karny

  • ボーカル

    重音テト

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都市の闇に潜むようなビートと、クールな重音テトの歌声が織りなすダークサウンド。
冷たさと熱情が同居するような世界観を描いた、ポップでありながらも退廃的なボカロアルバム『舞文曲筆』。

本作は、アーティスト karny によるファーストアルバム。
全編を通してダークなトーンを基盤にしつつ、切なさを湛えた一曲やロックの勢いを放つ一曲も収録し、多面的な感情を描き出している。
鋭いビートとクールなボーカルを重ね合わせることで、現実をそのままではなく“装飾された真実”として響かせることをテーマに制作された。

深く沈み込むようでありながらも、どこか凛とした余韻を残す一枚となっている。

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