舞文曲筆のジャケット写真

歌詞

晩夏 (feat. 重音テト & 初音ミク)

karny

そっと触れた手で

ずっと願うのなら

君を引き止めて

いっそ終わるのなら

言葉なくして

視線逸して

俯いたままで

暗い夜道今，二人で

誰にも聞こえぬように

あゝそれは叶わない晩夏のわがままなら

あなたの横顔ただ目に焼き付けて

夜空を染め上げる花火のように儚く

決して届かない君に焦がれるだけ

更ける夜もう終わり

「さよなら」も言えずに

このまま時が止まり続くならいいのに

夢は終わって

心隠して

思い出に仕舞う

暗い夜道ならそれでも

あなたに届かぬ様に

あゝそれは今更伝えられぬようなこと

あなたにそんな顔をさせたくなくて

夜空の花火はもう散り果ててしまった

何時しか忘れて夏に融けてくだけ

あゝそれは叶わない晩夏のわがままなら

あなたの横顔ただ目に焼き付けて

夜空を染め上げる花火のように煌めく

決して届かない

それでも夢見る

すべてが色めく

あの夏の夜を

  • 作詞者

    karny

  • 作曲者

    karny

  • プロデューサー

    karny

  • ボーカル

    重音テト, 初音ミク

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舞文曲筆

karny

都市の闇に潜むようなビートと、クールな重音テトの歌声が織りなすダークサウンド。
冷たさと熱情が同居するような世界観を描いた、ポップでありながらも退廃的なボカロアルバム『舞文曲筆』。

本作は、アーティスト karny によるファーストアルバム。
全編を通してダークなトーンを基盤にしつつ、切なさを湛えた一曲やロックの勢いを放つ一曲も収録し、多面的な感情を描き出している。
鋭いビートとクールなボーカルを重ね合わせることで、現実をそのままではなく“装飾された真実”として響かせることをテーマに制作された。

深く沈み込むようでありながらも、どこか凛とした余韻を残す一枚となっている。

アーティスト情報

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