舞文曲筆のジャケット写真

歌詞

直黒 (feat. 重音テト)

karny

それはまるで黒い宝石

目にしたなら魅入られてゆく

暗い瞳 覗いたなら

奈落の底堕ちるように

背徳に心預けて

ラッタッタと踊る

倒錯したリズムになら

理由なんてさ

いらない

いらない

劇薬のような私を飲み干して?

さあ

足りない

足りない

もっと深みに踏み込んできて頂戴

それはまるで夜の帳

誰も皆闇に導く

真紅のリップ 目を惹かれて

誘われるまま口吻たら

不明瞭な心隠され

ラッタッタと揺れる

歪曲したリズムになら

躊躇なんてさ

いらない

いらない

黒い蝶のように翅に愛 映して?

さあ

足りない

足りない

正しいだけの殻脱ぎ捨てて?

いらない

いらない

劇薬のような私を飲み干して?

さあ

足りない

足りない

心の奥に踏み込んできて頂戴

頂戴?

  • 作詞者

    karny

  • 作曲者

    karny

  • プロデューサー

    karny

  • ボーカル

    重音テト

舞文曲筆のジャケット写真

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都市の闇に潜むようなビートと、クールな重音テトの歌声が織りなすダークサウンド。
冷たさと熱情が同居するような世界観を描いた、ポップでありながらも退廃的なボカロアルバム『舞文曲筆』。

本作は、アーティスト karny によるファーストアルバム。
全編を通してダークなトーンを基盤にしつつ、切なさを湛えた一曲やロックの勢いを放つ一曲も収録し、多面的な感情を描き出している。
鋭いビートとクールなボーカルを重ね合わせることで、現実をそのままではなく“装飾された真実”として響かせることをテーマに制作された。

深く沈み込むようでありながらも、どこか凛とした余韻を残す一枚となっている。

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