歌詞

戯雨（そばえあめ）　今　肩濡らし

破れた傘は投げ捨てて

退屈な詩　口遊み

嘲笑って臨めば少しはマシね

足りない言葉探しても

見つからないの　いつまでも

ありもしない答え求めて繰り返してる

濡れたアスファルト蹴り飛ばして見上げた

頬に伝う雨拭って　さぁ

ほら歌って　声枯らせ

無意味に霧散したとしても

走って足縺れ

泥濘たとえ手を突こうと

奪ってその言葉

あなたに届いてしまう前に

思ってもいない気休めで

誤魔化せるならそれでいいさ

騙し騙しで痛みすら

嘲笑って進むしか道はないわ

焦って躓き立ち止まり

振り返るのも悪くない

二度と前向くことできない

それだけならば

揺れた陽炎睨みかえして叫んだ

「このままでは終われない」って

果てのない日々に辟易するだけで

代わり映えのないどうしようもない自分なら

枯れたあの日の言葉未だ覚えていれば

呆れたように笑えるさ

ほら歌って　声枯らせ

無意味に霧散したとしても

走って足縺れ

転んで心挫けるまで

奪ってその言葉

あなたに届いてしまうから

嘲笑って

この無様晒して諦めきれないって

歌ってこの心

無意味に傷つき諦めようとも

変われないだけの私だから