毛糸の帽子をかぶった女の子
お揃いの帽子のお母さん
指抜き手袋の間から
白い息がこぼれて
空気を歌に変えた
水色靴下の男の子
お揃い靴下のお父さん
大きな背中と小さな背中が重なって
小さな小さな歌が生まれたのです
ほら遠くの方
夢見がちな少年
溜息をロックに変えた
溜息をロックに変えた
ここで遊んでいきなよ
足を踏み鳴らして
寝ぼけ眼でもずっと
忘れずにいたいんだ
オーケーそれじゃ いつか
ここであなたと唄えたら
夢のテンポ合わせてSame! BPM
小さな春を拾い集めて
夢のテンポ合わせてSame! BPM
Sing! Sing! Sing!
毛糸の帽子をかぶった女の子
水色靴下の男の子
二人のほっへが夕陽に照らされて
焼けたなら 小さな小さな歌が
生まれたのです
ほら気が付けば
惨めな傍観者
殺人をポップに変えた
殺人をポップに変えた
ここで遊んでいきなよ
声を振り絞って
寝ぼけ眼でもずっと
忘れずにいたいんだ
オーケーそれじゃ いつか
ここであなたと唄えたら
夢のテンポ合わせてSame! BPM
小さな春を拾い集めて
夢のテンポ合わせてSame! BPM
Sing! Sing! Sing!
BPM Sing! Sing! Sing!
- Lyricist
noribooooone
- Composer
noribooooone
Listen to Tempo of Dream by pygmy with bitter ends
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pygmy with bitter ends
誰もが待ちわびた、本当に魅力的と言えるバンドがシーンに登場!!!。noribooooone(aka.PG ex-GQ06)を中心に2004年に結成されたpygmy with bitter ends。結成当初はPavementやDinosaur Jr.などのローファイでオルタナティヴなギターバンドの影響下にあるバンドだったが、待望の1stアルバムとなる今作では、ソフトロックやポストロックの影響も強く感じさせ、バンドのアレンジ力の幅を改めて気付かせてくれる作品になった。
プロダクションにも、細かいこだわりや工夫が随所に散りばめられ、近年では珍しいくらい丁寧な仕上がりになっているのもファンにとっては嬉しいニュース。
XTCを彷彿とさせる一癖も二癖もあるメロディセンス。そして最大の個性であるnoriboooooneの織りなすユーモアとストーリー性に富んだ詩情を、バンドの紅一点、Miss oboneのメロディ豊かなトランペットやウィスパー系のコーラス、スパイシー鈴木の絡み付くようなギター、そしてsaboneの力強いドラミングとwataboneの個性的なベースライン。新加入のdie-boneのオルガンといった、素晴らしい音達が優しく包み込んでいる様も素晴らしい。
特にアルバムの冒頭を飾る名曲『宇宙の種』における世界観は、今まで味わうことのなかった優しさと荘厳さに溢れているし、Wドラムを採用することにより快活かつキャッチーな作品になった『少年キャンプ』、ソフトロックの影響を感じさせる『夢のテンポ』、そして聴き手の胸を締め付ける、激しくも切ない名曲『イップイック』『パラボン』など、全曲が輝きを放っている。
僕らの生活を彩る、珠玉の10編が飛び出す玉手箱。それが今作『the universe in the pocket~ポケットの中の宇宙~』。これはまさにこれから僕たちが受け継いでいくべき名作なのである。
Artist Profile
pygmy with bitter ends
ピグミーウィズビターエンズ、通称『ビタエン』。vo&gの詩人noribooooone(aka.PG ex.GQ06)を中心に2004年春に結成。Miss obone(tp&chorus/ex.イルカ団)、watabone(bass/ex.イルカ団)、sabone(drum / 24000Z)、スパイシー鈴木(g/ex. upper nile square)、die-bone(org / ex.BRANCO)の6人組。主に下北沢や渋谷など都内を中心に幅広くライブ展開中。ソフトロックの持つ芳醇なメロディと、ポストロックの持つ耽美的な美しさ、エモーシャナルな激しさ。そんな切なさと希望を胸一杯に詰め込んだ音楽が特徴。どこか人懐っこい音楽性とほんのり泣けるメロディ、在りそうでなかったアレンジは老若男女問わず、広い範囲で多くの中毒者を生んでいます。2005年11月に発売された1stアルバム『the universe in the pocket~ポケットの中の宇宙~』は各方面からベストアルバムと絶賛されました。そして2006年10月には初のアコースティック作品集となる2ndアルバム『Bitter acoustic & Small songs vol.1』をリリース。そして2007年11月には3枚目となる壮絶なアルバム『KILL BLUES』をリリース。現在、走るというより早歩きで順調に活動中です。ポップなセンチメンタルカントリーグラフィティ。もしくは御伽草子的郷愁20世紀少年。ジャンプというよりサンデー。そんなアティテュードを持つ希有なバンドです。皆さんも一緒に早歩きしてみませんか?
pygmy with bitter endsの他のリリース
Hooky Records