歌詞

★謎ばかりの荒野に立って　はぐれ雲　見上げている

白黒の雨が濡らす魔法のような夜景を超えていく

悠々とどこかへ向かうはぐれ雲よ　おれもつれていってくれ

輪郭のない闇の裂け目から三原色の夢想が染み出る

砂時計のリズムに刻まれた時間がゆらりとさまよい歩く

穢れのない月の上で踊る無数の影が重なり合っていく

鏡に反射されることのない哀憐の歌がかすかに響く

☆袋小路から夢の中へ さばききれない不思議の中へ

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日の光を浴びに行きたいんだ　悲しみを洗い流したいんだ

現代という病に侵され、立ちすくむおれを捨てたいだけだ

列車はゆっくりと動きだした　深い霧に吸い込まれるように

垂直に落ちてくる風を受け　名も知れない駅へおれを運ぶ

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