はじめにのジャケット写真

扉を開けたら、猫が待っていた

僕は抱き、椅子に腰かけた

むかし、草原にいたころを、

ふと、おもいだして

爽やかな匂いを手にとって

空、遠くまでの虚しさで

白、荘厳が降り積もる視界で

近くのものがよく見えなくなっていたから

そんなことがないように

暗い、不協和音といるのかもしれない

刺繍が糸の端をそっと触れたら

まだ交わらなかった光景と

きっと話せるような気がして

床の木目がみえるところには

みえなかった埃が舞う

そんな舞台になりえるから

塵もチリチリ輝き、はなやか。

まるい机の縁をなぞり、

おいたペンの先が

垂れて悲しくなったら

向こう、ずっと向こう、暖かいところから

カーテンを揺らしてあなたを包みたい

  • 作詞者

    ぷしゅん チュッ!

  • 作曲者

    ぷしゅん チュッ!

  • グラフィックデザイン

    ぷしゅん チュッ!

  • シンセサイザー

    ぷしゅん チュッ!

はじめにのジャケット写真

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わたしの混乱と暗澹たる気持ちのなかで散らかっていた曲をアルバムという形で纏めました。わたしの創作活動の本編は、まだこれからで、このアルバムは序章にすぎないという意を込めて、今回のアルバムの題名は「はじめに」です。聴いて頂けますと幸いです。

アーティスト情報

  • ぷしゅん チュッ!

    2005年生まれ。東京都出身。主にyoutubeで楽曲を発表している。アートワークも自身で手掛ける。君島大空、長谷川白紙、ウ山あまね、いよわ、諭吉佳作/men、cwondoなどのアーティストから影響を受けており、精神的な混乱の中で作られた暗くて爽やかな世界観が特徴だ。

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