Lyric

いつからだろう

ひときわ大きな光の見え隠れを ただただ記録していた

いつからだろう

それももうとっくにやめてしまった

地面に掘った4本の線を 1本でまとめてはまた次の線を描いた

何も無いこの場所で 気を抜くといらないことばかり浮かんでしまう

はぁ…いっそ全て概念ごと捨ててしまえたらいいのに

おなかへった まずはヘコヘコのおなかを真っ白で満たして カンカンの怪獣を眠らせてあげないと

あれからどれくらいたったんだろう

ここには雲も雨もないらしい

遠くで見ているあのうさぎたちが いつだか食べてしまったのかもしれない

次第に僕が目指していたあのとおい星も どんな形だったか忘れてしまいそうだ

ひたすらに殺風景で冷たいこの色のない世界では ひときわ輝いて見えるあの水色の星だけが 唯一、唯一希望と呼べそうな最後の光だ

この声は誰かに届いているのだろうか

PLANET code: No.286

この先もし、 もしもう一度遠い星を目指せるのなら

つぎは

あんな星にしよう