Lyric

まだ 届かなくて 手を伸ばして

まだ 見つからない夢

すれ違う時の航海で 見失ってばかりなんだ

季節に蓋をして

すれ違いばっか後悔して さがしものは見つかったのかい？

忘れてしまったかな

都会は騒がしい 六畳間のこの部屋と

排気だらけの通り 宛もなく歩く

日々は喧騒と 焦燥の繰り返し

廃棄だらけの感情 当てつけたような豪雨に

君の涙を 重ねて 重ねて

あの日の声に 呼ばれた気がした

すれ違う時の航海で 見失ってばかりなんだ

季節に蓋をして

すれ違いばっか後悔して さがしものは見つかったのかい？

あの日の煌めきは

機械仕掛けの 出会いにそれでも縋って

ふいにはぐれて また独りになって

そんな世界の習慣にもそろそろ

慣れていかなくちゃ いつか壊れてしまわないように

君の孤独を 集めて 集めて

抱きしめるような そんな音楽を

またとないこの瞬間を 限りあるこ　の命の意味を

使い切る日まで

僕が奏でる音楽が 世界の隅っこ照らしますように

願って…

Ah

触れたいんだ その影に

名前を呼んで ここにいるよ

聞かせてよ その声を

つくりものだらけのこの世界で

たったひとつの本当があれば

すれ違う時の狭間で…

すれ違う時の航海で 見失ってばかりだったけど

季節は巡ってゆくから

すれ違いばっか後悔して それでも明日に夢見ている

願いよ 君に届け

まだ まだ 醒めない夢

君とまた

ただ ただ 笑えたらな

あの日のように…