目をやれば花はそこにのジャケット写真

歌詞

輪郭

荒木林太郎

自分てもんは結局誰かにとって

何者かを問われること

誰かにとって何ができるか

誰かと比べて作られるものかい

変えられないものなどなく

人の目見て正しさ知り

天秤の傾く方に

自分らしさを

おもりのように置き続ける

嫌われることだけが

怖いわけじゃないけど

与えられたカタチが

どうしたってうまくはまらなくて

その輪郭を捨てられぬまま

自分自身バラバラになって

砕けてゆく心たちを

ひろい集めてまた組み上げて

その輪郭はいびつになって

誰かの望むカタチじゃなくて

それでも

自分自身抱きしめるように

そのカタチを誰よりも

愛せるように

人ってもんは結局

誰かにとって何者かを

問われること

顔も知らない誰かのために

自分を形作るのは

少しつらい

曲げられずに涙を飲んで

一人きりで立ち上がってく

そんなあなたの姿にいつも

僕の心は打ち震えた

慕われることだけが

望みではなかったけど

いつの間に忘れた孤独が

波のように押し寄せてくるんだ

その輪郭が愛おしくなって

自分自身変わっていく

いびつなままではいたくなくて

取り繕いまがいものになる

その輪郭はバラバラになって

あなたの望むカタチ求め

それでも

自分自身抱きしめるように

いびつなままでいいからと

愛してくれた

人と人の間で生きることで

人間となるのならば

いびつな一人一人が

重なり合い見えるものが

その輪郭を捨てられぬまま

何度となくバラバラになって

砕けていく心たちを

何度でもひろい

組み上げてく

その輪郭はいびつになって

二人の望むカタチになって

自分自身抱きしめるように

誰かのいびつさをまた

愛せるように

そのいびつさを互いに

愛せるように

  • 作詞

    荒木林太郎

  • 作曲

    荒木林太郎

  • プロデューサー

    荒木林太郎

  • ギター

    荒木林太郎

  • ボーカル

    荒木林太郎

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