Lyric

あの日のこと思い出す

まだ色鮮やかな僕達は

心が解けて 知らぬ間に傷つけあっている

いつからか

焦燥に駆られすれ違い

言葉も詰まるようになったんだ

世界が寝静まる頃に

心が落ち着かなくなっている

もう一度 初めからなんて想像しても

仕方ないから

心地良い時間だけ思い出すことにして

そっと目を閉じたんだ

あなたをもう 傷つけたくは無いけど

遠のく知らない顔が 悔しくて

強がってみたけど返事は無いから

もう眠れないや

ここにはもう何も無いけど

変わらない日々があるけれど

明日は来なくてもいいけど

じゃあいっそ捨ててもいいか

ねぇ あの言葉はなんだったのって

聴くことも出来ない

ああ、そうだった

夜が開ける 光が指す

乾いた瞼に触れ

回り出す今日の無情に呑まれては

重力の向きさえも分からなくて

ああ 壊れてく 堕ちてゆく

あなたはそんなことはないだろうね

でも痛くてもう どうしようもないんでしょ？

せめて そうあって欲しいけど

心が満ちた時を僕達は言葉を投げかけ拾う事もせず

曖昧な妄想を膨らませては同じセリフで終わらせて

また拗らせて　つまらない やるせない 情けない

夜独り言 ただ祈りごとするだけのエゴ

タイムリープのように同じこと

もう1度初めからなんて後悔しても

意味はないから

心地良い時間だけ思い出すことにして

そっと頬を濡らすんだ

僕達は傷ついて

互いに目を逸らし合う一人の夜が

冷たくて 繋ぎ止めてみたけど返事はないから

また眠れないや

もう直 朝が降る