障害物競走 (feat. 花隈千冬)のジャケット写真

歌詞

障害物競走 (feat. 花隈千冬)

izn't

キミは全部簡単に与えられた難題をこなしてみせて

周りには沢山の花が咲いて誇ってただボクだけが

咲けないでいた

最初から上手く出来たことの方が少ない身体のせいで

諦めることばかりが上手になって笑い下手になって

汚れだけが増えてく一張羅 気持ちが途切れて捻れやがて傷ついて

眠れぬ夜が長くなっていく

ああなんか虚しいな

もう少し早く走りたいと意気込んだら

脚がもつれて転んだ

擦りむいた膝も見栄もプライドも

通り過ぎた秋風に嗤われた

ずっとその背中追いかけてるのに

届きたくて手を伸ばしてるのに

辿り着けないこと受け止めきれない

視界から入る情報全部全部積み重ねても

まだキミの隣には 届かないみたいだ

息切らして 汗垂らして

全然器用に生きられない

…うん、わかってる。

キミは何も悪気はないし

ボクもたぶん悪くはないし

生まれた時は似たようなボクらのはずだったのに

まあそんなことより低気圧で頭がかち割れそうだ

キミは全部簡単に難題を潜り抜けて涼しい顔で

ボクはいつも網に足を取られてるしハードルは高すぎる

障害物さえ無ければなんて

同じルールの中で言い訳ばかり

眠れぬ夜が長くなっていく

羊の数を数えている間に季節が変わっていく

ああなんか悔しいんだ

もう少し早く走りたいと駆けた

通り過ぎた秋風が微笑ってた

ずっとその背中追いかけてるのに

届きたくて手を伸ばしてるのに

辿り着けないこと受け止めきれない

砂塵が舞って濁った視界に入る情報なんて

吸い込んでも咳をするだけだ

ずっとこのままじゃダメだって

届かなくても手を伸ばし続ける

大人になってもきっと同じだ

視界から入る情報全部全部痛くても

目を見開き続けて 届けてやるんだ

息切らして 汗垂らして

テープが切れたゴールに

ぐちゃぐちゃになりながら飛び込んだ

すぐに駆けつけたキミの

顔にはボクに向かって花が咲いてた

  • 作詞

    izn't

  • 作曲

    izn't

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    障害物競走 (feat. 花隈千冬)

    izn't

ボカロPのizn'tによるボカロ曲3作目。軽快なテンポ感と縦横無尽に走り回るようなピアノが印象的なミディアムロック。人と比べることにより見劣りする自分を歌った1曲。歌声を担当するのは「花隈千冬」。

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