Lyric

急がなくちゃいけない

僕らは眠れない恐怖で

忍び寄る走馬灯

うんざりしてる

隠れなくちゃいけない

僕らは頼りない毛布で

やり過ごす今日はもう

あんまりだね

鼻歌ぬるい風に還る手のひら

一体何が君をそこへ連れて行く

花を枯らして僕は眠る用意

遠ざかる光

夜の繋ぎ目君を探している

もう誰もいない

知らん顔して月を飾っている

曖昧な空に

いいよねってもう

忘れないように

笑ってるだけ

急がなくちゃいけない

僕らを色のないロープで

括れば不協和音

うんざりしている

バラバラバラ

押し黙った黒で満たされて

ハナから少し狂っているだけ

新たな句点。行き詰まったこの目は

きっと何を見せられたって捕まえる

花束抱えて走る君の様に

なれる気はしない

膝を抱えて朝を睨んでいる

もう君はいない

風に吹かれて溶ける砂の様に

曖昧な痛み

きっとねってもう

離れないように

並んでるだけ

花束ぬるい風に還る

汚れた指で合図

鼻歌今も絶えず

聞こえていた

一体何が君をそこへ連れてゆく

花を散らして駆ける君の方に

後悔はしない

夜の繋ぎ目今も探している

もう誰もいない

花を抱えて君は眠る用意

どうか安らかに

いいよねってもう

夜を繋いで朝に染まっていく

もうここに居ない

いいよねってもう

忘れない様に

笑ってるだけ

忘れないように

離れないように

笑ってるだけ