

白い指がほどく夜の襟元
冷えた回廊に影だけが伸びる
若すぎた祈りは、いつも火を選び
綺麗なままではいられなかった
笑えば痛みも眠ると思ってた
そのまなざしが刃を鈍らせた
触れれば壊れるものほど愛しくて
この胸の奥に棘を残した
月に伏せた花の名を
今もまだ呼べないまま
あの夜閉ざしたぬくもりを
指先だけで探してる
赦すためじゃないだろう
忘れるためでもないだろう
音もなく散ったひとひらが
この胸でまだ息をする
薄紅の杯、ひび割れた硝子
誰のための微笑か知らないふりした
何度目の朝に何を落としたのか
問う者もなくて鐘だけが響く
背を向けた影にやさしさが揺れてた
それさえ罪だと呼ばれるのなら
残されたものは名もない静けさ…
磨いても消えない…この手の冷たさ…
白い花に触れた夜
心だけ置き去りのまま
開いた扉の向こうには
冷えた光が待っている
裁くために歩くたび
裁かれるのは誰だろう?
言葉より淡いくちづけが
今も喉を塞いでる
あの灯は今も
瞼の裏で揺れる
If it had been a different night
Could we have simply stayed close?
There is no answer anymore
また名を告げにゆく
沈黙だけがまだ
あの日を引きのばす
今夜もまた名を告げて
沈む灯に手をかざす
誰にも見せない傷あと残したまま
ただ静かに立っている
罰を待つその瞳に
あの日の君が揺れるたび
なくしたものは戻らない
それでもまだ歩いてゆく
月に伏せた花の名を
最後まで呼べないまま
- 作詞者
Vanderich Valgraine
- 作曲者
Vanderich Valgraine
- プロデューサー
Vanderich Valgraine
- レコーディングエンジニア
Vanderich Valgraine
- ミキシングエンジニア
Vanderich Valgraine
- マスタリングエンジニア
Vanderich Valgraine
- ギター
Vanderich Valgraine
- ボーカル
Vanderich Valgraine
- ソングライター
Vanderich Valgraine
- その他の楽器
Vanderich Valgraine

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月に伏せた花
Vanderich Valgraine
愛する者をその手で裁いた記憶を抱えたまま、静かに歩き続ける処刑人の哀しみを描いた一曲。月明かりと沈黙に包まれた、儚くも気高いヴィジュアル系アコースティックロック。
アーティスト情報
Vanderich Valgraine
処刑に“芸術”を求める闇の者。 暗躍する謎の集団・黒鴉(こくあ)の幹部。 ”Vanderich Valgraine”(ヴァンデリク・ヴァルグレイン) Vkei、ダークハードロック、EDMを融合した クレイジーで危険なサウンドで狂気と美の世界観を描く… 冷たい刃のきらめき…歪んだ言動。 破壊と恍惚の狭間で鳴る音楽。 美しく壊れた世界をあなたの耳へ届けよう…
Vanderich Valgraineの他のリリース
Suifuu-Brigade(翆風の旅団)



