Lyric

はじまる時を待ってた

世界はいつもここから始まる

そう　この場所から

いつも通りただ前を向いてるだけ

この目にはなにも映っちゃいない

この口はなにも言いやしない

本当のとこなんて

「フリ」ばかりが上手くなる

ずるいよね

好きでもない　嫌いでもない

誰もが自分にすら興味なんてない

耳を塞いでしまえば

世界は流れるスライド

（ただの風景）

都合の良いMVになってさ

「この世界に主役なんかいない

脇役を全うする自分も

誰かの景色なんだ」

でもなんで焦燥感

たえがたい抑圧感

あとどれぐらいの見えないふり

私のためのドアはいま目の前に

揺らぐ地平線 踏み出した一歩

スポットライトの熱さの中

やっと知ったのは　自分の輪郭

はじまる時を待ってた

湧きあがるうたを唇がなぞる

夢なんかじゃない

世界はいつも　ここから始まる

そう　この場所から

いつも通り

繰り返すだけのルーティン

漂うのが上手くなる　笑うよね

ときめかない　色付かない

誰もが当たり障りなく生きてくの

視界塞いでしまえば

世界は真昼の夢（ひとりぼっちで）

逃げ出したいBGM迫って

「助けなんか来るわけないんだ

俯いて目を瞑れば

いつかは終わる」

でもなんで焦燥感

こそばゆい緊張感

あとどれぐらいの忘れたふり

あなたに続くドアはいま目の前に

溶ける呼吸音　踏ん張った一歩

スポットライトの熱さの中

やっと見えたのはあなたの笑顔

はじまる時を待ってた

思い出すおとを指先がなぞる

夢なんかじゃない

世界はいつもここから始まる

そう　この場所から

退屈してた　もうずっと愛想笑いで

窮屈なんだ

これ以上ここには居られないよ

We are gleeber

届くまで　全身で鳴らして

振り向くまで

夢なんかじゃない

揺らぐ地平線　踏み出した一歩

スポットライトの熱さの中

やっと知ったのは自分の輪郭

消える境界線　重なった一歩

スポットライトに目が眩んでも

きっと平気だと　いまならわかるよ

はじまる時を待ってた

込み上げるこえにつま先が踊る

夢なんかじゃない

世界はいつもここから始まる

そう　この場所から

この場所から