歌詞

いとも簡単に崩れる光

ああ ここはジオラマの中

壁に刺した穴から見える月

それが本物じゃなくたって

必死で僕ら探していた

馬鹿みたいに歩き続けて

無駄じゃないなんて 言われなくても

もう 戻れないんだ

可能性と感情 天秤に乗せた

こんなくだらないものを比べて

二度と素直になんかなれないね

さよならした方がいいかな

君と見た夢 夜を照らして

終わる刹那に落ちてゆく涙

手には負えない痛みを抱いて

奇跡を願ってる 明日を願ってる

市街地 僕らが出会った場所

金網をくぐったその先

思い出ひとかけらの温もり

何も本当じゃなくたって

結局僕らわかっていた

この街に頼れるものはない

揺れてる色彩のその中で

ほら 見つけ出すんだ

希望と失望は裏表になって

振り子みたいに行ったり来たり

嫌になるけどそういうものでしょ

ごめんね わかってるそれでも

夜に沈んだり 朝日に泣いたり

答えのないまま辿る道の上

夢は消えない 君は消えないで

灰色の街を駆けてゆく僕ら

定まってく現在地

地図にないこの街

一つずつ一つずつ確かめよう

逃げていいよいつだって

ここでずっと待ってる

どうしようもないけど

そっとそっと手に取って

偶然じゃなく必然じゃなく

あの丘の上 僕らが出会った日

冷たい分だけ暖かい夢を 今でも二人で

これからも一緒に

君と見た夢 夜を照らして

終わる刹那に落ちてゆく涙

手には負えない痛みを抱いて

奇跡を願ってる

明日を願ってる