Lyric

濡れた石畳　月が揺れて

あなたの影を　追いかけてた

交わす言葉は　少なすぎて

心の奥で　手を振った

誰より近く　感じてたのに

すれ違うたび　遠ざかってく

胸の奥　隠した痛み

雨音だけが　知っている

あの日の約束　まだ胸に残る

涙の粒が　頬を伝う夜

萩の花揺れる　君は遠くへ

抱きしめたいのに　届かないまま

街角に立つ　風の匂い

君と歩いた　秋を思い出す

和傘みたいな　街の灯り

滲んで消えて　夢になる

変わらないもの　探してしまう

君の笑顔も　声のぬくもりも

時計の針が　進むたびに

遠い昨日へ　連れ去ってく

「また会える」なんて　言わなくていい

永遠よりも　今が欲しかった

月雨の中で　君を探して

時を越えても　愛している

濡れた石畳　月が揺れて

名前を呼んでも　返事はなく

萩の花びら　夜に舞い落ち

君の面影　抱きしめたまま

濡れた石畳　月が揺れて

名前を呼んでも　返事はなく

萩の花びら　夜に舞い落ち

君の面影　抱きしめたまま