歌詞

秘めた願いを星に

想いを込めて

今はまだ　潜めている

暗い暗い洞窟

誰かが招いた悲しい歴史の中で

天使の涙　拭う指先

ぬくもりに溢れて

光と影を別てど

隔てた道を越えゆく

君の願い　届け、届け

一夜の夢は儚くとも

くゆらせた狼煙　昇れ、昇れ

いつか辿り着くために

理想の彼方へ　届け、届け

たとえ御魂と成り果てても

移りゆく時に　願い乗せて

宵闇に　星の影

夜空を流れる一閃が

深い霧　纏うままで

高くそびえる古城

幻影も遺跡も瑠璃も僕らは過ぎた

神々の空　張りぼての雲

頑丈な鳥籠

心の扉を開けて

孤独の霧を晴らそう

秘めた願い　届け、届け

咲いては散りゆく運命でも

美しい光を　浴びて、浴びて

決して倒れないように

永遠を望み　のびて、のびて

巻き付ける蔓は細くても

挑んだ証を　刻みつけて

夢の中　あてどなく

彷徨い続けてる

何を望むの？　君は訊ねる

返る言葉はなく

あの日憧れた場所へ

その手を引いて旅立つ

君の願い　届け、届け

一夜の夢は儚くとも

くゆらせた狼煙　昇れ、昇れ

いつか辿り着くために

理想の彼方へ　届け、届け

たとえ御魂と成り果てても

幾千の日々を　越えて、越えて

指さした　向こうには

朝陽を迎える放物線