Lyric

窓の外はいつもの

代わり映えのない光景だ

そしてそこにそれを

ただ見てる者ひとり

そこの鳩に如何なる

言葉を掛ければいいものか

そろそろ飛べば？など

及ばざる如し哉

置いて行きましょう

諦めつけましょう

潔さを無理にでも

さあ、見せるのよ

あの鳩が飛ぶのを切っ掛けに動くとしよう

全てはもう終わった事といい加減

認めましょう

連れて行く気持ちなど

少しもないのについてくる

それはそれとなど

割り切れないことばかり

言い聞かせましょう

教えてあげましょう

止めた時も大丈夫

許してあげましょう

虚しく晴れた空に期待する矛盾だとか

逃げる事もなしとする自縄自縛とか

きりがない

あの鳩が飛ぶのを切っ掛けに動くとしよう

全てはもう終わった事と言いながら

多分、日が沈んだとかの理由でまた

見送るでしょう

せっかく鳩がくれた切っ掛けすらも

捨てるでしょう