Bloomed Again Front Cover

Lyric

Bloomed Again

Yunaria

駅前で ふいに 香ってきて

ノックもなしに 去年が来る

台本を三回 書いて三回消した

一年 覚えてるのは 重いのかな

わたしだけの記念日だと 思ってた

金木犀は 今年も 同じ場所

言わなかっただけで きみも

おなじ日を 数えてた

おなじ日を 数えてた

句読点もなし 絵文字もなし

「金木犀、すごいよ」 それだけ送った

伏せて すぐに 裏返した

返ってきたのは 写真だった

あの塀の下 オレンジの粒

——「今年も咲いてた」

わたしだけの記念日だと 思ってた

金木犀は 今年も 同じ場所

言わなかっただけで きみも

おなじ日を 数えてた

おなじ日を 数えてた

雨上がりのバス停

骨が逆を向いた傘

三十秒で直した手

「金木犀、すごいですね」

——会話になってない返事

一年前 きみは 他人だった

わたしだけの記念日だと 思ってた

金木犀は 今年も 同じ場所

「来年も来る?」 訊いてしまった

台本のない声で

おなじ日を 数えていく

缶がひとつ ぬるくなってた

どれくらい 待ってたの

花は 覚えてないんだって

毎年 おなじことを するだけで

覚えてるのは わたしたちだけ

  • Lyricist

    Yunaria

  • Composer

    Yunaria

  • Producer

    Yunaria

  • Sampled Artist

    Yunaria

Bloomed Again Front Cover

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