歌詞

浮かべた理想は夜空に溶けた

こぼれた涙がくやしいけど

まだ暗い世界に残ってた 微熱の残滓は

希望と呼んでもいいのかもね

瞬いた夢 忘れたころに

灯る光 焦がれたその色

幾星霜 経てども 焼き付いてた

想いを心に ただ

消えかけた 星屑 手繰り寄せて

もっと 光れる 私が好き

輝きの欠片を追いかけ求めていた奇跡

彗星、空、駆けた

不安げな未来を振り払うように

眩しく、眩く、愚直なほど

不確かな明日をゆっくり確かめるように

霞んだ星 その彼方へ

だんだんと遠くへ Step by Step続くよ

火種は今 弾けて羽ばたく

壮大な白昼夢を上書きして

光を零しながら解けゆく

からっぽの天体図は 未完成でも

静かに 聞こえたのは

目を開けた午前四時 冴えてく空

ああ もうすぐ夜は明けて

何度見つけても掴めない

光は遥かに伸ばした手の先

終わりのない稜線を抜け出し

どこでもない場所へと急ぐよ

諦めより続きを選んだら

まだ冷たい朝靄を吸い込み

必ず見つけ出すよ ほら 彼方で