Lyric

何も手につかない夜だって

必要と割り切って

眠っていられるほどの

余裕なんてないからさ

己の無力を呪って

己の愚かさを笑って

そうして時間を失っては

また八方塞がりで

心に穴が空いていく

季節だけが零れていく

そんな感傷 なんの役にも

立たないし救えやしないが

せめてもの反抗に今

それをこうして書いている

己の切り売りは一番の流行りの

エンターテインメント

無謀だって言われても

手にしたいものがあるから

避ける道など無いに等しい

そんな啖呵切って走ってきて

道が途絶えて立ち尽くしたってさ

笑えるよな

クラクラして

感情の渦に飲み込まれそう

でも満ちなき道は続くから

フラフラの足取りで進んだ

足跡はもう夜に溶けて消えてしまう

それに未来を重ねてしまった

あぁ もう言葉が枯れても

当然変わらない現状

すべきは状況の検証

進むべき方角は崖

足跡はもう消え去って

確かなものはない

あるのはただ

先に行きたい気持ちだけ

クラクラしてでも叩き起こして

フラフラしてまた踏みしめて

ギラギラして

さあ飛び出したその先へと

待ち受けているものは何だ

クラクラして

選択の束に目を回している

けど選べないより面白いだろ

白々しい空に舞い上がった

その道には

足跡など無くてもいい

だからもう振り返らなくていいんだ

今ここに全てを懸けろ