

季節は穏やかに門を閉じる
肌に感じる風が少し遠く感じた時
近いと思っていた自分の場所が
また少しずつ次に向かって置いていく
最後に笑った記憶をそっと残して
もう笑えないわけじゃないけど
それが愛おしく思えて
心の奥の見える所にしまった
いつか違う記憶が詰め込まれて
それは見えなくなっていくのだろう
この止まらない世界の中では
そうやって上書きしていかないと
うまく歩けなくなる
器用な人は感じ方が違うのだろう
その境界がどこなのか分かれば
もっと楽に彩り鮮やかに
好きなだけ詰めこむ事ができる
自分を変えられるならすでにやれている
だから少ない記憶をもとに
自分ができることを思い出して
季節が変わっても
どうか自分が笑えるように
自分を創り続ける
肌に感じる風へ
自分で近づけられるように
次に向かうため
残った記憶をすくい上げ
遠くないところに歩いて向かう
走らなくてもいい
その世界に
心の奥にしまった記憶は思い出せない
より良い記憶で上書きするために
少しずつ離れていく
その中でどこかに笑っている自分が
思い出してと言っている気がした
遠くに行ったら辿ってみよう
どんなに遠かったのか知らせたいから
- 作詞者
Vagienti
- 作曲者
Vagienti
- プロデューサー
Vagienti
- リミキサー
Vagienti
- ボーカル
Vagienti
- ソングライター
Vagienti

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Place of Memory (2025 Remaster)
Vagienti
「Place of Memory」は、秋の情景に寄り添いながら記憶を辿る切ない一曲。
色づく風景とともに、過去と現在が交差するように響きます。
あなたの心の中にも、ひとつの“記憶”を刻む楽曲です。
アーティスト情報
Vagienti
Vagientiは、言葉で心を打つ作詞家であり、AI技術を活かした革新的な作曲家でもある。 一つひとつの歌詞に、リアルな感情と静かな情熱を込め、聴く人の内側に深く響く世界を描き出す。 AI作曲という新たなスタイルを取り入れながら、“人間らしさ”を失わない音楽表現を追求している。 時代に流されることなく、自分の言葉とメロディで、静かに、しかし確実に心に残る作品を紡ぎ続けている。
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