歌詞

眩しいあなたに

気を取られて

眠れぬ街に

迷い込んだんだ

欠伸の合間、

ほんの少し

涙が浮かんでは

消えた

もうすぐ今年も

終わりそうだね

どんな1年だった？

こっちはとっても

楽しかったよ

うそじゃないよ、

ほんとだよ

私が好きだった

あなたには

きっともう

会えないのね

私が好きだった

あなたは

きっと

もういないからね

眩しいあなたに

気を取られて

眠れぬ街に

迷い込んだんだ

頭の中で

巡る声は

ずっと最後の

“ 幸せになるんだよ ”

ねえ、

そういえばさ

まだわたしの好きなものも

嫌いなものも

癖まで覚えてるんだね

ねえ、

今はなにが好きなの？

嫌いなの？

なんにも思い出せないのに

聞きたくなるの

眩しいあなたに

気を取られて

星たちすらも

見えないままなんだ

あなたとの日々を

いつまでも

追いかけて上を

向けないの

優しいあなたに

甘えすぎて

泣いた声にすら

気付けなかったんだ

冬の匂いで

鼻がツンと

痛くなった頃に

やっと胸が傷んだ

今日もあなたの

影を踏むように

歪ませては

なんにもできない

ままのわたしを

置き去りにする

今のきみに

用なんて

特にはないからさ

せめて

あの頃のきみが

幸せでありますように