歌詞

砕けた雫の音

洗いたての朝

今日もまた不格好な

ため息を吐き出す

感情が高ぶるほど

上手く声が出なくて

素直な気持ちさえ

霞んでしまう

間違いやすれ違いを

乗り越えた先に明日があって

この先もずっと先も

答え合わせしながら

そう笑っていて欲しい

夢中で伸ばした手を

握りしめる時

鼓動が伝わるほど

そこにいる気がした

イタズラがいきすぎて

胸が張り裂けそうになるのはなぜ

本当は嘘は嘘で

誤魔化した声

その訳を見抜いて欲しい

たった一粒でいい

それだけで世界は溢れかえっていた

頑丈な鍵のかかった扉に

一筋の光が差し込んで

輪郭があっても色のない世界

色があっても輪郭のない世界

鮮明で繊細な物語の

1頁を綴る思い全て

たったひとつ

かわることはないが

伝わらない

届かない思いで

書き殴ったがために

一夜にしてその続きをかえてしまった僕は

怪物のような姿でもいい

力強く胸を張っていたい

言葉になり得ない声でもいい

いつか届くと信じ叫びたい

ありのままの僕を震わせて

とめどなく溢れる心の音で

不器用ながらも放ち続けたことで

少しでも君が微笑むのなら