フィルターのジャケット写真

歌詞

ネズミイロ

ナカノアツシ

シャッター落とす音が響く夜明け前

待ち構えたよにカラスが鳴く

目を閉じるように街灯が消えて

口を開けるように朝陽がさす

ねずみ色の街が何に照れてるんだか

橙色の世界に染まる

ここにいますよと犬が吠えて

弱いものなりに平和を説く

何処から何処まで見渡して

避けるべきもの見つけ出して

何処か遠くまで駆け出して

茜色染まるまでまだ行けるよって

また手を広げ

見たいもの見たいだけ

見れたらいいのにな

なんてバカな愚かな

自分に呆れてしまう

コレハナニイロ?

どうせ変わらないよって溜息をつくように

錆色の塔が煙を吐く

染まらないように塗り直して

白く見せかけたねずみ色

誰かれ構わず関わって

誰にも相手にされなくて

一人が楽だと割り切って

虚しくて切なくて空っぽになって

また夜は更けて

したいことしたいだけ

出来たらいいのにな

なんてバカな愚かな

夢をまだ見てしまう

ねずみ色を染めてみろ

僕の内側まで

なんて美しい夜明けだ

空染める曙色

ボクハナニイロ?

  • 作詞

    ナカノアツシ

  • 作曲

    ナカノアツシ

フィルターのジャケット写真

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コロナ禍での気持ちを綴った曲『フィルター』を中心にしたアルバムをソロとしては10年以上ぶりにリリース。

アーティスト情報

  • ナカノアツシ

    1996年大阪にて結成したピアノロックバンド、GRAND COLOR STONEのボーカルでシンガーソングライターとしても勢力的に年間150本以上のライブを全国で行っている。 2004年、日本テレビの番組の企画でGRAND COLOR STONEでデビューする。 ソロとしても、2011年には代表曲でもある『電話ボックス』が誰も死なずに泣ける歌として読売テレビ系列「クギズケ」にてとりあげられる。 2014年から生まれ育った大阪府高槻市にて無料野外音楽フェス『高槻魂!!』を主催し、 18年は1.1万人、19年は1.7万人を動員する。 MBSラジオ(毎日放送)「うたバッカ」、NACK5やbayfmのレギュラーMCを担当するなど、お喋りの方でもマルチな才能を発揮している。 コロナ禍でも面白いことを企画しようと早くから配信ライブを取り入れ、キャンピングカーを購入して接触を避けながらライブをするなど、面白クリエイターとして活動を続け、2022年1月にコロナ禍での気持ちを綴った曲『フィルター』を中心にしたアルバムをソロとしては10年以上ぶりにリリースする。

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