歌詞

濡れたアスファルトに　灯りが揺れて

ひとり走る夜に　思い出が重なる

ヘルメット越しでも　聞こえる鼓動は

遠い季節の歌を　響かせている

通り過ぎた街角に　置き去りの影

振り返ればきっと　戻れないだろう

ノスタルジア・シティ　風にまぎれて

君の声を探している

ネオンに滲む涙さえも

優しさに変わる　夜の街で

赤信号の下で　立ち止まるたび

過ぎた時間だけが　鮮やかになる

テールランプの列が　星座のように

未来の行方までを　描き出してる

眠らないシティライト　寄せては返す

胸の奥にあるのは　消せない想い

ノスタルジア・シティ　夢の途中で

君の影を追いかけてる

儚ささえも輝き出す

この街で出会った　記憶の中で

月明かりが照らすカーブ

孤独も希望も抱いて

走り抜けた先にあるのは

終わらない夜

ノスタルジア・シティ　風にまぎれて

君の声を探している

永遠よりも切ないけれど

この瞬間を抱きしめたい