僕がこの世界の法則を、塗り変えられる様に。
「僕は間違えた世界に生まれた」、とか思わない様に。
見渡す限り拡がる、灰色のビル群が、
ただ、真っ新な地平になれば好い。僕は其処に絵を描こう。
僕は変わらず、あの日、覗き見た夢を探しているよ。
僕は、出来るなら「君」を守れる様にと、「線」を引いているよ。
世界の裏側、広がる、靄で塗れた狭い箱庭。
触れて、倣る様に採集して、緩やかに解き晰そう。
陽陰から眩ゆい方へ、行く。
両眼を綴じたらあとは逃げるだけ。
眠るのに困った覚えは無い、
目醒めている方が余程苦しいから。
綴じかけた、瞼を透かして見る、仄灯りが、1番美しい。
微睡んで、光とひとつになる。そうだ、瞼の裏の憬色だけが全て。
「僕を取り巻く総てが、そんな色ばかりなら良いのに」、
薄眼で透かして睨むだけ。憐れな妄想癖はいつも止まない。
僕は、忘れないで居たい事ばかり、取り溢しているよ。
僕は黯いものから目を背けて、笑っているけれど。
見渡す限り拡がる、ドブ色の人波を薙ぐ、
「塗り潰しツール」が、僕の為にあったらな。
綴じかけた、瞼を透かして見る、仄灯りが、1番美しい。
微睡んで、光とひとつになる。そうだ、瞼の裏の憬色こそが全て。
「僕に渦巻く呪いが、そんな色ばかりなら良いのに」、
両眼を凝らして睨むだけ。憐れな妄想癖はいつも止まない。
- 作詞
Yunoshin
- 作曲
Yunoshin
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- 1
Introduction #01
Yunoshin
- ⚫︎
Lights, Colors, New Worlds
Yunoshin
- 3
既視感の街並み
Yunoshin
- 4
Impression #01
Yunoshin
- 5
Outroduction #01
Yunoshin