Lyric

どろっと湿った空白に 注ぎ込む六文銭の果て

苦し紛れの言い訳積み重ねて 被害者面に酔っていた

だらっとうだった倦怠感 寄せては返す自己嫌悪

魚眼にたゆたった 無気力を水槽に浮かべて

そんな目をして見つめないで

同情腐ってかぐわしいから ああ

その吐息に朽ちた青い春が

はしたない所作さえも許していてと

求めてる期待に暮れた淡いキスが

味気ない感傷の袖を濡らす

ぐらっと揺らいだ足元に 躁か鬱かの下卑た情報戦

くだらないと吐き捨てた言葉が お礼参りと喉にこびりつく

現実は低迷 酩酊 口実に取ってつけて

すり減らした倫理の裏 しがみついたままだ

そんな目をして見つめないで

心情濁ってたまらないから

長い夢の中で浸っていられたなら

その吐息に朽ちた青い春が

はしたない所作さえも許していてと

求めてる期待に暮れた淡いキスが

味気ない感傷の袖を濡らす

その心に落ちた青い痣が

かじかんだ所作さえも愛していてと

患ったマロリーワイスぬるいキズが

やるせない焦燥を赤く染める